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家庭から毎日出る生ごみ。特に暑い時期になると、こんな悩みはないでしょうか。
- ゴミ箱を開けたときの臭いが気になる
- ゴミの日まで生ごみを置いておきたくない
- コバエが気になる
わが家では、このような生ごみ対策として家庭用生ごみ減量乾燥機「パリパリキュー PPC-11」を使っています。
購入してから約1年。長く使ってみると、便利なところだけではなく、「ここは少し面倒だな」と感じる部分も分かってきました。
また、自治体の生ごみ処理機購入に対する助成制度を利用できたため、自己負担は約1万円で購入できました。
この記事では、公式スペックだけでは分かりにくい次の点を、約1年間実際に使用した経験をもとに紹介します。
- 実際にどうやって使っているのか
- 乾燥中・乾燥後の臭い
- バスケットの大きさ
- 実際に使っている水切りネット
- 使用後のお手入れ
- 1年間で起きたトラブル
- 助成制度を利用して実際にいくらで購入できたのか
- パリパリキュー PPC-11とは?
- わが家では夕食後に1日分をパリパリモードで乾燥
- 約1年使っているが、乾燥中の臭いは一切気にならない
- ただし乾燥後の生ごみは完全な無臭ではない
- 専用バスケットを三角コーナー代わりに使える
- 水切りネットはSeriaの「排水口用 60枚入り」を使っています
- 使用後はバスケットと受け皿を洗う
- パリパリモードとソフトモードの違い
- 電気代はどのくらい?
- 1年間で一度だけエラーで運転できなかったことがある
- 購入前に自治体の助成制度も確認しておきたい
- 約1年間使って感じたメリット
- 約1年間使って感じたデメリット
- 購入前に確認しておきたい4つのポイント
- パリパリキュー PPC-11はこんな人におすすめ
- まとめ|約1年使って「生ごみを家に置いておくストレス」が減った
パリパリキュー PPC-11とは?

パリパリキュー PPC-11は、シマ株式会社が販売している家庭用生ごみ減量乾燥機です。
生ごみを温風で乾燥させ、水分を減らすことで、生ごみの減量や臭い対策につなげる商品です。
公式サイトでは1~5人用とされており、最大約1kgの生ごみを1回で処理できます。
PPC-11には、次の2つの運転モードがあります。
- パリパリモード
- ソフトモード
公式サイト掲載の目安では、パリパリモードは約500g~最大約1,000g、ソフトモードは約300~500gの生ごみに対応しています。処理時間や電気代は、生ごみの量やモードによって変わります。
わが家では「生ごみをなくす機械」というより、「ゴミの日まで生ごみを扱いやすい状態にしてくれる家電」という感覚で使用しています。
現在は後継モデル「PPC-15」も発売
なお、PPC-11の後継モデルとして「パリパリキュー PPC-15」が2026年2月に発売されています。
PPC-15はPPC-11の基本性能を引き継ぎつつ、スイッチ周りがフラットなデザインになり、お手入れしやすい形へ変更されています。
この記事は、わが家で約1年間実際に使用しているPPC-11のレビューですが、これから新品を購入する場合は、PPC-11の在庫・価格とあわせて後継モデルPPC-15も比較してみるとよいと思います。
わが家では夕食後に1日分をパリパリモードで乾燥
わが家では、基本的に「パリパリモード」を使うことが多いです。
朝から夕食までに出た生ごみをバスケットに入れておき、夕食が終わったタイミングで、その日1日分をまとめて乾燥させています。
使い方は、だいたい次のような流れです。
- 朝~夕方:料理などで出た生ごみをバスケットに入れる
- 夕食後:1日分の生ごみをまとめて本体へセット
- 夜間:パリパリモードで乾燥
- 翌朝:乾燥した生ごみを処分
生ごみが出るたびに機械を動かすのではなく、1日1回まとめて処理する使い方がわが家では定着しています。
夕食後にセットしてしまえば、あとは夜の間に運転してくれるため、この使い方が一番ラクだと感じています。
約1年使っているが、乾燥中の臭いは一切気にならない
生ごみ乾燥機を購入する前に気になるのが、「生ごみを温めたら、逆に臭いが部屋に広がらないの?」という点ではないでしょうか。
わが家ではPPC-11を約1年間使用していますが、乾燥運転中に臭いが気になったことは今のところ一度もありません。
夕食後に運転を開始し、そのまま夜間に乾燥させていますが、「パリパリキューを動かしているから部屋が臭う」と感じたことはありません。
もちろん、使用環境や処理する生ごみの種類、臭いの感じ方には個人差があります。
あくまでわが家で約1年間使用した感想ですが、乾燥中の臭いについては特に不満なく使えています。
ただし乾燥後の生ごみは完全な無臭ではない
一方で、ここは誤解されないように書いておきたいところです。
乾燥後の生ごみが完全に無臭になるわけではありません。
乾燥前と比べれば臭いはかなり抑えられていると感じますが、私は乾燥後でも多少気になります。そのため、そのまま可燃ごみのゴミ箱へは入れていません。
わが家では、乾燥後に次のように処分しています。
- 生ごみをビニール袋に入れる
- ビニール袋の口を結ぶ
- 可燃ごみへ入れる
乾燥前の、水分を多く含んだ生ごみをそのまま捨てる場合と比べれば、かなり扱いやすくなります。
ただし、「乾燥させれば完全に臭いがなくなる」わけではない点は、購入前に知っておいた方がよいと思います。
ちなみに、わが家でキッチンに使っているゴミ箱については、カインズの両開きゴミ箱をレビューした記事でも紹介しています。
専用バスケットを三角コーナー代わりに使える
PPC-11では、専用バスケットに水切りネットを取り付け、生ごみを入れて使用できます。
普段はシンクに置いて、三角コーナーのような感覚で使うこともできます。
料理中に出た生ごみをバスケットへ入れておき、夕食後にそのままパリパリキューで乾燥できるため、わざわざ別の容器から移し替えなくてよいのは便利です。
ただし、バスケットはシンクに置くには大きめ
実際に使っていて少し気になるのが、専用バスケットの大きさです。
わが家で実際に測ってみたところ、おおよそのサイズは次の通りでした。
- 横幅:約20cm
- 奥行:約15cm
- 高さ:約15cm
三角コーナー代わりとしてシンクへ置くことを考えると、個人的には少し大きめに感じます。
シンクがそれほど大きくない場合は、洗い物をするときに邪魔に感じることがあります。
PPC-11本体のサイズだけでなく、普段シンクに置いておくバスケットの大きさも購入前にイメージしておくことをおすすめします。


小さい三角コーナーを別に用意する方法もある
専用バスケットが大きいと感じる場合は、シンクには小さい三角コーナーを置き、生ごみがたまったらPPC-11のバスケットへ移す方法もあります。
最近では、シンクにぶら下げて使用するタイプなど、省スペースの商品もあります。
ただし、この方法にもデメリットがあります。
PPC-11を使用したあとはバスケットと受け皿を洗うため、別の三角コーナーまで追加すると、「バスケット+受け皿+三角コーナー」と洗うものが増えます。
毎日のことなので、これは意外と面倒です。
シンクを広く使いたいか、洗い物をなるべく増やしたくないかで、自分に合う使い方を決めるのがよいと思います。
水切りネットはSeriaの「排水口用 60枚入り」を使っています
PPC-11のバスケットには、水切りネットを取り付けて使用できます。
わが家で実際に使っているのが、Seriaで購入した「水切りネット 排水口用」です。
サイズは約25cm×18cm・60枚入りです。

▲ わが家でPPC-11に使用しているSeriaの水切りネット。約25cm×18cm・60枚入りです。
実際にPPC-11のバスケットに取り付けて使用しており、わが家では使いやすいため継続して購入しています。
メーカーの取扱説明書では、付属の水切りネットは横28cm×縦25cmのPE(ポリエチレン)製で、同様の網状タイプが推奨されています。
そのため、Seriaの約25cm×18cmの商品はメーカー純正品でも、メーカー指定サイズでもありません。あくまで「わが家ではこの商品を実際に使っている」という一例です。
以前ダイソーでも粗めの水切りネットを探しましたが、私が確認した店舗ではストッキングタイプしか見つけられませんでした。
100円ショップの商品は店舗や時期によって品ぞろえも変わるため、探す場合はサイズだけでなく、網状になっているかどうかも確認してみてください。
※Seriaの「水切りネット 排水口用」はPPC-11のメーカー純正品ではありません。
使用後はバスケットと受け皿を洗う
PPC-11は、「生ごみを入れてボタンを押したら、その後は何もしなくていい」という家電ではありません。
乾燥した生ごみを捨てたあと、わが家ではバスケットと受け皿を洗っています。

特別難しいお手入れではありませんが、毎日使う場合は毎日の作業になります。
個人的には、生ごみの臭いや水分を減らせるメリットの方が大きいため使い続けていますが、完全に手間がなくなる家電ではないという点は、購入前に知っておいた方がよいと思います。
パリパリモードとソフトモードの違い
PPC-11には、「パリパリモード」と「ソフトモード」があります。
公式サイトによると、パリパリモードは乾燥しにくい一般的な生ごみに使うモードで、処理時間の目安は約7時間30分~10時間40分です。
ソフトモードは野菜くずなど乾燥しやすい生ごみ向けで、処理時間は約4時間10分~5時間20分が目安となっています。
わが家では肉・魚・野菜など、その日によってさまざまな生ごみが混ざります。
そのため、「今日は野菜が多いからソフトモード」などと毎回細かく使い分けるよりも、基本的にはパリパリモードで1日分をまとめて乾燥する使い方になりました。
電気代はどのくらい?
毎日のように使う家電なので、電気代も気になるところです。
メーカー公式サイト掲載の目安では、次の通りです。
- パリパリモード:約33~52円/回
- ソフトモード:約19~26円/回
仮にパリパリモードを1回40円として毎日使用すると、40円×30日=約1,200円/月です。
実際の電気代は、生ごみの量や運転時間、契約している電気料金などによって変わります。
わが家の場合は、生ごみ対策としてメリットを感じているため継続していますが、本体価格だけでなくランニングコストもかかることは考えておいた方がよいでしょう。
1年間で一度だけエラーで運転できなかったことがある
約1年間使用している中で、トラブルがまったくなかったわけではありません。
一度だけ、いつものように運転しようとしてもエラーになり、正常に運転できないことがありました。
自分では原因が分からなかったため、メーカーの相談窓口へ電話しました。
ただ、電話をしている間に時間が経ったためなのか、その後もう一度確認すると、通常通り運転できる状態に戻っていました。
結局、はっきりとした原因は分かりませんでしたが、その後は同じ症状も起きていません。
このとき印象に残ったのが、相談窓口の方の対応です。電話で対応してくれた方がとても親切で、こちらも焦らず落ち着いて状況を説明できました。
家電は長期間使用するものなので、「何かあったときに相談できる」という安心感も大切だと感じました。
※問い合わせ対応については、私が実際に連絡した際の個人的な体験です。
購入前に自治体の助成制度も確認しておきたい
パリパリキューを購入する前に、ぜひ確認してほしいのが自治体の生ごみ処理機購入に対する助成制度です。
自治体によっては、家庭用生ごみ処理機の購入費用の一部を助成している場合があります。
そして、わが家もこの制度を実際に利用しました。
その結果、パリパリキュー PPC-11を自己負担1万円ほどで購入できました。
通常価格を見ると、「生ごみ処理機に数万円は高いな……」と感じる人も多いと思います。私自身も、助成制度を利用できなかったら、購入するかどうかもう少し迷っていたと思います。
わが家の場合は助成制度によって自己負担額を大きく抑えられたため、導入するハードルがかなり下がりました。
約1年間使った現在では、夕食後に1日分の生ごみを乾燥させる生活が定着しており、結果的には助成制度を利用して購入してよかったと感じています。
ただし、助成制度は自治体によって内容が異なります。
- 助成金額
- 購入金額に対する助成割合
- 対象となる製品
- 購入前の申請が必要か
- 購入後でも申請できるか
- 対象となる販売店
- 申請できる世帯や回数
- 年度ごとの予算上限
自治体によっては制度自体がなかったり、予算上限に達して受付が終了したりする場合もあります。
そのため、PPC-11を購入する場合は、商品を注文する前に「〇〇市 生ごみ処理機 助成金」などで、お住まいの自治体の最新情報を確認することをおすすめします。
わが家のように助成対象になれば、通常価格だけを見て購入を諦める場合と比べて、実際の自己負担額が大きく変わる可能性があります。
パリパリキュー PPC-11/後継モデルPPC-15の現在の価格を確認する
約1年間使って感じたメリット
ここからは、PPC-11を約1年間使って感じているメリット・デメリットをまとめます。
乾燥中の臭いが気にならない
個人的に一番大きなメリットです。
わが家では約1年間使っていますが、乾燥運転中の臭いが気になったことはありません。
夜間に運転する使い方でも問題なく続けられています。
生ごみをそのままゴミの日まで置いておかなくてよい
水分を多く含んだ生ごみを、そのまま数日間ゴミ箱へ置いておく必要がなくなったのも大きなメリットです。
特に、次のような日は乾燥できるありがたさを感じます。
- 夏場
- 魚料理をした日
- 肉の切れ端などが出た日
- 次のゴミの日まで日にちがあるとき
夕食後に1日分をまとめて処理できる
わが家では、「夕食後に1日分を入れてパリパリモードをスタート」という流れが定着しています。
毎回細かく処理する必要がないため、習慣化してしまえばそれほど難しくありません。
助成制度を利用できれば購入費を抑えられる可能性がある
わが家では、自治体の助成制度によって自己負担約1万円で購入できました。
対象になるかどうかで購入時の負担が大きく変わる可能性があるため、PPC-11が気になっている人には、まず自治体の制度を調べてみてほしいです。
約1年間使って感じたデメリット
良いところだけではなく、実際に使っていて気になる部分もあります。
バスケットが大きめ
三角コーナー代わりとして使用できる一方、シンクではそれなりに場所を取ります。
特にシンクが小さい家庭では、購入前にサイズ感を確認しておいた方がよいと思います。
使用後に洗う必要がある
乾燥後はバスケットや受け皿を洗います。
完全自動で何もしなくてよい家電ではありません。
乾燥後も多少臭いはある
乾燥前と比べれば臭いは抑えられていますが、わが家では乾燥後の生ごみをビニール袋に入れ、口を結んでから可燃ごみに入れています。
処理には時間がかかる
パリパリモードでは数時間単位で運転するため、すぐに生ごみを処理できる家電ではありません。
ただ、わが家では夕食後にセットして夜間に運転しているため、処理時間についてはそれほど不便には感じていません。
電気代がかかる
当然ですが、使用するたびに電気代がかかります。
毎日使用するのであれば、本体価格だけでなくランニングコストも考えておく必要があります。
購入前に確認しておきたい4つのポイント
PPC-11が気になっている場合は、購入前に次の4点を確認しておくと失敗しにくいと思います。
- 自治体の助成制度:購入前申請が必要な場合もあるため、注文前に確認する
- 本体の置き場所:本体サイズだけでなく、電源コードやフタを開けるスペースも考える
- シンクの広さ:専用バスケットを三角コーナー代わりに置けるか確認する
- ランニングコスト:電気代や脱臭フィルター代も含めて考える
特に助成制度は、わが家のように実際の自己負担額が大きく変わる可能性があるため、最初に確認するのがおすすめです。
パリパリキュー PPC-11はこんな人におすすめ
約1年間使った経験から考えると、PPC-11は特に「生ごみをゴミの日までそのまま置いておくのが嫌な人」に向いていると思います。
例えば、次のような家庭です。
- 生ごみの臭いが気になる
- 夏場の生ごみ対策をしたい
- ゴミの日まで数日間、生ごみを室内に置く必要がある
- 魚や肉料理をすることが多い
- 生ごみの水分を減らしたい
- 夕食後に1日分をまとめて処理したい
- 自治体の助成制度を利用できる
一方で、次のような家庭では導入メリットは小さくなるかもしれません。
- ほとんど自炊しない
- 生ごみがあまり出ない
- 生ごみをすぐ屋外のゴミ置き場へ出せる
また、「機械に入れれば、その後のお手入れも一切必要ない」という家電ではありません。使用後にバスケットや受け皿を洗う手間なども含めて検討するのがおすすめです。
まとめ|約1年使って「生ごみを家に置いておくストレス」が減った
パリパリキュー PPC-11は、冷蔵庫や電子レンジのような必須家電ではありません。なくても生活はできます。
それでも、わが家で約1年間使い続けている一番の理由は、「水分と臭いのある生ごみを、そのままゴミの日まで置いておくストレスを減らせる」からです。
夕食後に1日分の生ごみをまとめてパリパリモードで乾燥させる使い方が、すっかり定着しました。約1年間使っていて、乾燥中の臭いが気になったこともありません。
一方で、実際に使ってみると次のような点は気になります。
- バスケットが少し大きい
- 使用後にバスケットと受け皿を洗う必要がある
- 乾燥後でも多少臭いが気になる
- 電気代がかかる
- 処理には時間がかかる
そのため、「何でも自動で解決してくれる家電」ではなく、「毎日の生ごみを扱いやすい状態にしてくれる家電」と考えると、実際の使用感に近いと思います。
そして、購入を検討するなら自治体の助成制度は必ず確認してほしいです。
わが家では実際に制度を利用し、自己負担約1万円で購入できました。自治体によって制度や条件は違いますが、対象になる場合は購入費用を大きく抑えられる可能性があります。
生ごみの臭いやゴミの日までの保管にストレスを感じているのであれば、PPC-11とあわせて自治体の助成制度も確認してみてください。
パリパリキュー PPC-11/後継モデルPPC-15の現在の価格を確認する
※本記事の使用感は、わが家で約1年間使用した個人の感想です。使用環境や処理する生ごみの種類・量によって感じ方は異なります。また、製品仕様・価格・自治体の助成制度等は変更される可能性があります。購入前にメーカー公式サイトや各自治体の最新情報をご確認ください。
