『大怪獣のあとしまつ』どんな後始末か観てみたくて

映画
ストーリー

人類が大怪獣に手立てできずに恐怖に怯えるなか、突然光に包まれ大怪獣が死んだ

人々は一安心したが、次は腐敗と膨張が進む大怪獣の死体の処理の問題が出てくる
権力者たちの各々の思惑が渦巻くなか、特務隊員の帯刀アラタ(山田涼介)は大怪獣の死体処理に挑む

はじめは、真面目に観ていたのですが、「セリフの中に出てくる謎の例えが気になるな」「この人何やってるんだろ」が増えていき、結果ギャグ映画になっていました

もう政治家たちの思惑とか、現場の苦悩とかあまり気にならなくなって、ギャグ探しの方に気を取られてました

堤 幸彦や坂元裕二のようなクスリと細かいギャグの入れ方とは違い
セリフの掛け合いでギャグを盛り込んでもスベリ、ダイレクトにボケてもスベリ
もうひたすらにギャグをスベリ倒してくるという新しい笑い

この作品に評価する人は、ウンコとかゲロの下品が笑えるかでだいぶ好き嫌いの分かれる作品なのかなと思いました

ちなみに、私は面白いです。だいぶ笑いました。スベることがツボになっていき
キャストが大真面目にちゃんと笑わずに演技していることもツボになり
あらめのCGすらおもしろくなってきます

B級映画を観るくらいの気持ちで是非1度ご覧ください

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『大怪獣のあとしまつ』
公開日:2022年2月4日
監督・脚本:三木聡
出演:山田涼介・土屋太鳳・オダギリジョー他